「ラッパーはなんで曲の前後や曲中で会話をしているのかな?」と思ったことはありませんか?
ラッパーのアルバムを聴いていると、結構な頻度で曲のイントロやアウトロ、曲中で会話していますよね。
その場にいる人と話したり、電話で話したり。
いろいろな方法でラッパーは会話し、それを収録しています。
ときにはSKIT(スキット)として1曲丸々を会話に使ってしまうことも。
今回はラッパーがなぜ曲の中に会話を入れるのかや、SKITにはどういう意味があるのかを紹介します。
ラッパーが会話を収録している理由とは?
日本語ラップのアルバムを1枚買うと何らかの形でラッパーが話しているところを聴けることが多いです。
どういった理由でわざわざ会話を入れているのでしょうか。
曲のイントロで話していることもあれば、SKIT(スキット)として1曲分の枠を使っていることもありますよね。
ちなみにSKIT(スキット)とは、寸劇という意味です。
曲ではなく寸劇を入れるというのは、なんだか不思議ですよね。
ラップの曲中に会話を入れる理由はリアルさのアピール!
ひとつの答えとして考えられるのが、リアルなラッパーであることをアピールするためというものです。
リアルさを重要視する日本語ラップにおいて、納得できる理由ですよね。
日常的な暮らしのなかでの会話風景=リアル、リアル=ヒップホップ、ヒップホップ=日常的な暮らしのなかでの会話風景、ということでしょう。
この考えに基いてラップの曲を作るとなると、普段のテンションでの会話が収録されるのも理解できます。
会話以外にも車のクラクションの音や救急車・パトカーの音などを聴くことが多いのも同じ理由と考えられますね。
まとめ
ラッパーが曲中に会話を収録するのは、リアルさを出すためです。
ラップアルバムによく入っているSKIT(スキット)は、寸劇を意味します。
会話もSKITもラッパーの普段が垣間見れるところなので、積極的に楽しんでいきたいですね。

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