「ラップ音源の作り方が知りたい!」なんて、お悩みではないでしょうか?
アツいHIPHOPの楽曲を聴いていたら、「自分もやってみたい!」という気持ちになりますよね。
最近は年齢問わずラップをやっている人が増えていますし、やりたくなったときがチャンスです!
しかし、周りにラッパーの知り合いがいなければ、なかなか作り方をどうすれば良いのかわからない人も多いはず。
そこで今回は、ラップ音源の作り方を押韻から録音まで徹底的に解説します。
ラップ音源の作り方をしっかり理解して、自分の想いを曲という形に残しましょう!
ラップ音源の作り方3ステップ

実は、ラップ音源を作るためにはたった3つのステップを行うだけで完成させることができます!
具体的には、以下の3つのステップです。
ステップ1.トラックを探す
ステップ2.リリックを書く
ステップ3.レコーディングをする
1つずつ進めていけば、簡単にあなたもラッパーデビューできるので安心してください!
ラップをするのに、難しいことは何もありません。
それぞれのステップについて、順番に確認していきましょう。
ステップ1.トラックを探す

まずは、自分のリリックを乗せるためのトラックを探しましょう。
トラックを手に入れるための方法は、3つあります。
- 有料のトラックを購入する
- ラッパーのCDに入っているトラックを使う
- 無料で配布されているトラックを利用する
今回は、初めてなので3つ目の無料配布されたトラックを使う方法で音源を作っていきます。
詳しく説明しますね。
トラックはどこで無料配布されているの?
トラックが配布されている場所はさまざまで、例えば以下のような場所で手に入れられます。
- トラックメイカーのブログやサイト
- サウンドクラウド
- YouTube
- ニコニコ動画
今回は、YouTubeからトラックを探してみましょう。
YouTubeで「トラック提供」や「フリートラック」と調べると、見つけることができます。

(引用:トラック提供 – YouTube)
いろいろ聴いて、自分好みのものを見つけてみてください。
「プロの〜っぽいビート」を使いたいと思うなら、タイプビートもオススメ。
タイプビートについては、『タイプビート(type beat)とは?意味や活用方法を解説!』が参考になります。
投稿してくれた人が利用する際の注意事項を書いていることが多いので、説明文も確認するようにしましょう。
例えば、使うときには作ってくれたトラックメイカーに連絡しなければならないものがあります。
無断で使用するとトラブルになるので、ルールは守ってくださいね。
トラックが決まったら、いよいよリリックを書いていきましょう。
ステップ2.リリックを書く

自分の想いをリリックに書いていきましょう。
リリックを書く際のポイントは、リアルさとライミングです。
この2つを意識しながら、トラックを聴きながらリリックを書いてみてください。
それぞれについて、確認していきます。
リリックはリアルなものがやりやすい!

リリックは、リアルなものを書くのがやりやすいです。
かっこいいラッパーたちに憧れてリリックを書き始めると、思うようなリリックにならず悔しい思いをすることもあると思います。
しかし、無理して嘘で取り繕おうとせずに、等身大のリアルな自分の気持ちを書くようにしましょう。
等身大のリリックを歌うラッパーと言えば、ZORNやNORIKIYO、GADOROが有名ですね。
慣れてくれば納得のいくものが書けるようになってくるので、最初はある程度、数をこなすことも大切です。
書けば書くほど、イケてるリリックが書けるようになってきます!
ふとしたときに思いついたリリックはメモをする癖をつけておいてください。
リリックを書くときのライミングって?

リリックを書くときは、ライミングを行えばラップらしくなるので意識するべきです。
ライミングとは、押韻を意味します。
簡単に言えば、言葉の母音(言葉を伸ばしたときのアイウエオ)を揃えれば韻を踏めます。
初心者の場合は、語尾を同じ母音で揃えて韻を踏むと書きやすいです。
例えば、母音を「アイウ(aiu)」で揃えると、以下のようになります。
歌いたくなって握ったマイク(mAIkU)
伝える気持ちはリアルなサイズ(sAIzU)
HIPHOPという名の悪魔の果実(kAzItU)
かじった結果 トラックにダイブ(dAIbU)
このように、ライミングを行えばリズムがとりやすく、歌いやすくなる効果もあるのでぜひやってみましょう。
慣れてきたら、語尾以外でも韻を踏むとフロウに広がりが出て面白いですよ。
ステップ3.レコーディングをする

トラックを決めてリリックが書けたら、ついにレコーディングです。
レコーディングの方法は、3つあります。
- レコーディングを有料で使わせてもらう
- 自宅にレコーディング環境を作る
- スマートフォンで録音する
自宅にレコーディング環境を作ると便利ですが、パソコンやヘッドホン、オーディオインターフェースといった機材が必要になります。
今回は、手軽にレコーディングができるスマートフォンを使いましょう。
スマートフォンでラップを録音しよう!

スマートフォンを使う場合は、とても簡単です。
もともと備わっているもので構わないので、録音アプリを起動してください。
そして、録音ボタンを押したら別のスマホやパソコンでトラックを流しながらラップをします。
もっと本格的にやりたいなら、ボイスレコーダーアプリを調べてみてください。
アプリによっては1つのスマートフォンでトラックを流しながら録音までできるものもありますよ。
音量のバランスを決めるために、最初に何度か試しに録音してから本番を行うのが良いです。
まずはスマートフォンに音源を作りためて、納得のいくものができたらレコーディングスタジオに行くなど、他の方法でさらに本格的に音源を作りましょう。
レコーディングにコツはある?

レコーディングのコツは、以下のようなものがあります。
- 息継ぎが難しければリリックを調節する
- 自分のことをかっこいいラッパーだと思って自信を持つ
- トラックをしっかり聴いてノリノリで歌う
- 韻を踏んだところは意識して強調する
レコーディングは、実際に何度もやって経験を積むことが大切です。
これらのコツを意識しながら、どんどん曲を録音していきましょう。
繰り返し曲を作ってラップをすれば、あなたもラッパーとしてのスキルがどんどん上がっていきます!
ラップの音源制作は、とにかく曲を作ることが重要なのです。
音源ができたら、誰かに聞いてもらいましょう。
TwitterやInstagram、TikTok、YouTubeなどなど、自作のラップを投稿している人は多いです。
全世界に公開しているというだけで、ラッパーになった実感がわいてきますよ!
まとめ
ラップ音源の作り方には、3つのステップがあります。
それは、トラックを見つけ、リリックを書き、レコーディングをするというものです。
簡易的な音源なら、今持っているものだけで作れるので、気楽に挑戦してみましょう!
できた音源はぜひ誰かに聞いてもらってくださいね。

 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			 
			
コメント
コメント一覧 (3件)
ラッパーのCDについてるトラックってどうやって使うんですか?
>ラッパーのCDについてるトラックってどうやって使うんですか?
一度パソコンなどに曲を取り込めば使えると思います!
[…] 『ラップ音源の作り方、完全マニュアル!押韻から録音までを徹底解説!』でさらに詳しく解説しているので、音源を作りたいなら参考にしてください。 […]