「ラップにネタ帳があるって聞いたけれど、どういう意味だろう?」と疑問に思っていませんか?
フリースタイルバトルを見ていると、たまに「ネタだろ」「ネタ帳を使いすぎ」「ネタくさい」というようにコメントする人がいますよね。
ネタ帳は、上手く活用できればラッパーにとって大きな武器になります。
一方で、ネタ帳に気を取られすぎると、上手く実力を発揮できなくなるので要注意です。
ラップのネタ帳とはなんなのか、詳しく見ていきましょう。
ラップのネタ帳とはどういうもの?
ラップのネタ帳とは、フリースタイルで使う予定のフレーズを事前に書き溜めているノートのことです。
パンチラインを先に準備しておくことで、本番でも簡単に凄いフレーズを放てます。
即興ラップで自由自在にライミングをするのは難しいですし、気の利いたことを言うのも大変です。
そんなとき、ネタ帳があれば安心ですよね。
ネタ帳の内容を暗記しておけば、いざというときにすぐに韻の固い言葉が繰り出せます。
しかし、ネタ帳の使いすぎはよくありません。
なぜなら、フリースタイルラップの醍醐味である即興性が大きく失われるからです。
もちろん普段から気に入った韻をノートに書き留めるのは問題ありません。
一方で、ネタ帳に気を取られすぎると、「ネタくさいラッパー」として認定されてフェイク野郎だとディスられるかもしれないので注意が必要です。
ラップのネタ帳の作り方
ラップのネタ帳を作る方法は、自由です。
ノートやメモ帳に気に入った韻を書く人もいれば、結構ガッツリと長いフレーズを書き溜めていく人もいます。
バトルMCだと、「お前と対決」と言われたときは「マイクで解決」「韻が倍出る」と返す、というように具体的に想像しながらネタ帳を作ることも。
ネタ帳に決まりはないので、あなたがやりやすいやり方でやっていってください。
押韻のバリエーションが増えていくので、フリースタイルのときではなく曲作りのときにも役に立ちますよ。
ラップのネタ帳の活用方法
ネタ帳はフリースタイルに使われるイメージが強いですが、普段リリックを書くときから使えます。
ライムをまとめたリストのように使えるので、便利ですよ。
インターネット上にもライムが掲載されているサイトがあります。
使いすぎはオリジナリティが出にくいですし、あまりオススメできません。
しかしラップに慣れるまでは困ったら見てみると勉強になるでしょう。
まとめ
ラップのネタ帳とは、韻やフレーズを書き溜めているノートのことです。
フリースタイルラッパーがよく作っており、即興ラップのときに頭の中で活用しています。
ネタ帳作りはライミングの練習にもなるので、興味があればぜひ作ってみてください。
